吉田孝行作品『タッチストーン』が京都のルーメンギャラリーで開催中のVIDEO PARTY 2018で、今週末8/4(土)に上映されます。@yoshidafilms

いつ:
2018年8月4日 @ 13:00 – 20:30 Asia/Tokyo タイムゾーン
2018-08-04T13:00:00+09:00
2018-08-04T20:30:00+09:00
どこで:
ルーメンギャラリー
日本、〒600-8059 京都府京都市下京区 麩屋町通五条上る下鱗形町543 有隣文化会館2F

拙作『タッチストーン』が、京都のルーメンギャラリーで開催中のVIDEO PARTY 2018で、今週末8月4日(土)にプログラム7の1本として上映されます。どうぞよろしくお願い致します。
https://lumen-gallery.com/vp/index.html
https://lumen-gallery.com/vp/program.html#7
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吉田孝行作品『タッチストーン』
(撮影・編集:吉田孝行/2017年/15分/HD/16:9/カラー&白黒)
日本のとある庭園に置かれている白い色の大きな丸い石。大理石の彫刻作品であり、その上に子ども達はよじ登って遊んでいる。「自ら進んで子ども達のために仕事をする芸術家は、間違いなく普遍的なものにまで達するのだ」というフランスの映画批評家アンドレ・バザンの言葉に着想を得て制作された。本作はまた、アンドレ・バザンが論じた映画と他芸術との美学的共生の可能性を、彫刻を対象として探求した映像作品でもある。前作『ぽんぽこマウンテン』に続いて、子ども達の姿を描いた映像作品の二作目。

拙作はいずれも、ドキュメンタリーという言葉から想起されるある種の定型を刷新することを意図して、以下の基本コンセプトに基づいて制作されております。①特定の人物や集団あるいは事象を追わないドキュメンタリー、②他者の苦しみや困難あるいはそれから派生するドラマ性に依拠しないドキュメンタリー、③人間を撮るのではなく、人間もその一部にしか過ぎない「この世界」を撮るドキュメンタリー、④映像の記録的価値に依拠しないドキュメンタリー、⑤映像表現における時間の間接的再現に依拠しないドキュメンタリー、⑥映像の言語情報伝達機能に依拠しないドキュメンタリー、⑦未来の仮象としての子ども達の姿を描いたドキュメンタリーです。

【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程終了。映画美学校で映画制作を学ぶ。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを務める。ドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)など。近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、デトモルト国際短編映画祭、ジョグジャ・ネットパック・アジア映画祭、サラミンダナオ・アジア映画祭など、20か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。世田谷区子ども基金助成事業「子どもドキュメンタリー教室」を主宰。本作『タッチストーン』(2017)が、インドネシアのジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭やエストニアのパルヌ国際映画祭に選出され現地で上映されている。

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