中村元の超水族館ナイト2017秋 〜科学離れと水族館の理科教育〜(vol.28)@渋谷10/15 #中村元 #水族館 #金尾滋史 #琵琶湖博物館

いつ:
2017年10月15日 @ 17:30 – 21:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2017-10-15T17:30:00+09:00
2017-10-15T21:00:00+09:00
どこで:
東京カルチャーカルチャー
日本、〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1−23−16
料金:
前売りチャージ券2,500円 当日チャージ券3,000円(要1オーダー制)


安定の超人気イベント「中村元の超水族館ナイト」。定例は年3回なんですが、このところ中村元フィーバーで増館号やらなんやらと、2ヵ月おきのイベントプレゼンツをしていただき、先日なんか「TOKYO妖怪ナイト」って、もはや水族館プロデューサーでもない(笑)。
というわけで、この1年でついに6回目となる「中村元の超水族館ナイト2017秋」の開催です。
さて、ところで中村さん、今回のネタはえらくお堅くありませんか?なんというか文科省的な。
中村「柔らかいソーメン二郎やら伊勢うどん大使やらがのぼせ上がっとるから、ここは一発対抗して堅めで行ったろと思てな(笑)」
…いや、そこはほっといてもらっていいんですけど。
中村「実はちょっとな、ここらで攻めトークをやったろと思ててさ。まあなんちゅうかさ、日本では理科離れ科学離れが進んでて、そのために水族館とかの科学系博物館が頑張らなくちゃあかん、とか言われてるんやけど」
…いつも充分、攻めてますけど。
中村「そんなこと言うて、水族館がへたくそな理科教育ばっかやってきたんが、科学離れの原因なんとちゃうか?て考えとるわけ」
…それはめちゃ攻めてますね。いいんですか、そんな敵を増やすようなこと言って。
中村「いやそれがさ、オレも最近ちょっと有名になってきたんかして、アンチ中村元みたいな人が増えてきて、それはそれでなんか嬉しいんやけどな(笑)。その人らが、中村は美しい水塊とか、大人の癒しや好奇心とかばっかり優先して、水族館の本分である科学教育をないがしろにしてる!みたいなことをおっしゃっとるわけ」
…まあ、そう言われればそうですね。
中村「それが違うんやって! 水族館は生物学を教える場所ちゃうんや! 海や山に行くのと同じ場所なん! ほんまもんの自然そっくりの水塊の中で、自分で発見して好奇心持って考えて、それが学びっていうもんやんか。それって答えを教えられるよりも、めちゃオモロイし、自分のためになるやろ? その好奇心や学びの楽しさを奪ったらあかん!………」
…あ、はい、はい、よく分かりましたから、そっから先は10月15日にして下さい。
どうやらまったく文科省的な堅苦しい話ではなく、いつもの目から鱗な中村元哲学が、いつも以上に攻め攻めで聞くことができるようです。
そして第二部のゲストは、中村さんの門下生の中から初登場。琵琶湖博物館の学芸員、金尾滋史さんです。金尾さんは、今まで超水族館ナイトに参加されているみなさんにはおなじみのアンケートを取って、超水族館ナイトを分析しようとしている根っからの学究肌。
そのアンケートの集計による金尾さん的分析の発表もちょっと楽しみなのですが、中村さんによれば、金尾さんが学芸員を務める琵琶湖博物館の水族館展示は、今までの科学系博物館の常識から何段階も進化した、中村さん的に正しいありかたの展示を、たくさん取り入れているとのこと。
第一部の中村さん攻め攻めトークと、しっかり繋がることになるでしょう。
みなさんご存知の通り、定例の『中村元の超水族館ナイト』は、いつも早い時期にソルドアウトの人気イベントです。
前売り券発売は、開催日1ヵ月前の9月15日10:00からですので、忘れないようにして下さい!
【出演】中村 元(水族館プロデューサー)
【司会】テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)
【第二部ゲスト】金尾滋史(琵琶湖博物館学芸員)
●中村 元(なかむら はじめ)
水族館プロデューサー。1956年生まれ。成城大学経営学科卒業でありながら鳥羽水族館へ入社。アシカトレーナー、企画室長を経て新しい鳥羽水族館をプロデュースし副館長。2002年より水族館プロデューサーとして独立、新江ノ島水族館プロデュースと展示監督の後、サンシャイン水族館リニューアルの展示プロデューサー。さらに北海道のおんねゆ北の大地の水族館(山の水族館)を奇跡的成功に導き、マスコミは集客請負人との異名で呼ぶ。現在も全国5ヶ所で新たな水族館計画をプロデュース中。カスタマーズ起点のマーケティングとパブリシティー戦略による水族館の大衆文化としての成功がモットー。東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)の教育顧問、北里大学学芸員コースで非常勤講師も務める。
まちづくりが道楽で、日本バリアフリー観光推進機構の代表として、各地のバリアフリー観光のアドバイザーとして飛び回る。
著書は『水族館の通になる』『中村元の全国水族館ガイド』など20冊を超え、最新著は『常識はずれの増客術』(講談社刊)。

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