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金髪ミリヲタ物理学者こと多田将先生の大人気講座が2018年も開催決定!
多田将先生からのメッセージ頂きました。
↓
みなさまの御蔭で、この「ミリタリーテクノロジーの物理学」も第12回を迎え
ることが出来ました。
誠に有難う御座います。
そんなみなさまへの感謝の印と致しまして、今回は特別編として、みなさまのア
ンケイトで最もリクエストが多かったテーマを取り上げます。
そのテーマは、僕も意外でしたが、「近未来兵器」!
丁度、第10回のテーマが「Laser」で、それは「子供の頃から未来的と考えら
れていて、今まさに実用化されつつある兵器」の象徴でしたが、今回は、そうい
った、ちょっとSFティックだけれども、現在試験が進められ、近いうちに実用化
される兵器、或いは技術について、解説してみます。
例えば飛び道具。現在では、化学的な爆薬や推進薬を使って撃ち出しますが、
Laserやレイルガンは、それらとは全く違った、物理学的ともいうべき原理で作
動します。
例えばロボット。映画の世界ではターミネイターのように戦場で活躍しています
が、果たしてあのようなロボットは、近い将来戦場を席捲するのでしょうか。
例えば極超音速兵器。ロシアや米帝のみならず中国まで躍起になって開発するこ
の超兵器は、弾道弾の代わりになるのか、或いは、どのように戦術や戦略を変え
るのでしょうか。
例えばフューチャー・コンバット・システム。地上戦を根底から変えることを期
待されながら予算不足で消えた幻の計画は、どのようなものを目指していて、そ
して消え去ったとは言えどのような遺産を残したのでしょうか。
そして、ロシアのラトニク、ドイツのIdZ、米帝のランドウォーリアーなどの、
個人装備の「機械化」によって、未来の歩兵はどのような姿となるのでしょうか。
そのような、陸海空の兵器に導入されるかも知れない、或いはされつつある最先
端の「未来的技術」を、どのような原理に基づいて作動し、戦場にどのような革
新を齎すのか、そして、どれくらい実用化が現実味を帯びているのか、について
解説致します。
乞う御期待!
【出演者】
多田将(『すごい実験 ~高校生にもわかる素粒子物理の最前線~』『すごい宇宙講義』(イーストプレス刊)著者/高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所准教授)
【司会】
テリー植田(東京カルチャーカルチャー・イベントプロデューサー)